海外アーティストとコラボで災害復興支援NFTを販売-秋田県の災害復興を目指す

Web3.0とアートの力で、災害復興を支援する企画が始動する。2023年9月5日、株式会社ロクブンノニと合同会社Encryptoは、ロサンゼルスのアーティストとコラボしたNFTを販売すると発表した。

この度、株式会社ロクブンノニ (代表・新井進悟)、合同会社Encrypto (代表・本多弘政) 、A LOVE MOVEMENT (代表・大久保鉄三) の3社は、災害復興支援を目的としたNFTを販売致します。

引用元:「自然災害復興支援NFTプロジェクト」立ち上げと「秋田県災害復興支援NFT」販売開始のお知らせ|株式会社ロクブンノニのプレスリリース

先進的Web3.0企業と秋田県との関わり

出典元:「自然災害復興支援NFTプロジェクト」立ち上げと「秋田県災害復興支援NFT」販売開始のお知らせ|株式会社ロクブンノニのプレスリリース

ロクブンノニとEncryptoは、2022年に秋田県庁とオンラインミートアップを行って以降、NFTによる地方貢献活動への取り組みを進めており、今春ロクブンノニは秋田県庁とパートナーシップを締結。こうした経緯から、今夏の豪雨で甚大な被害を受けた秋田県を支援すべく「自然災害復興支援NFTプロジェクト」が始動する運びとなった。

NFTの特徴生かし、持続的な復興支援の実現へ

出典元:「自然災害復興支援NFTプロジェクト」立ち上げと「秋田県災害復興支援NFT」販売開始のお知らせ|株式会社ロクブンノニのプレスリリース

NFTは、二次流通(転売)されるたびに制作者に手数料が入るのが特徴。この仕組みを生かし、販売売上で持続的な支援の流れを作るのが、このプロジェクトの狙いだ。

出典元:「自然災害復興支援NFTプロジェクト」立ち上げと「秋田県災害復興支援NFT」販売開始のお知らせ|株式会社ロクブンノニのプレスリリース

NFTのデザインは、ロサンゼルスを拠点に活躍するリサイクルブランド「A LOVE MOVEMENT」代表・大久保鉄三氏が手掛け、売上は「秋田県大雨災害義援金」に寄付される。

終わりに

相場の変動が激しいという側面はあれど、数十億ドル以上の価格になるNFTアートが現れることも珍しくない。NFTが社会にもたらす影響はますます大きくなっている。復興支援は、ボランティア、行政支援、イベント収益による募金などさまざまだが、NFTもその一つに数えられるのだと気付かされる。トラブルや法整備と課題も多いだろうが、NFTがそれらを乗り越えた先で、社会に良いインパクトを与えるものとして迎えられる未来を期待したい。

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