出典元:生成AI、ビジネス継続利用者はわずか7.8%、活用障壁は使い勝手や信頼性に関する項目が上位を占め、サービス導入時はセキュリティを最重視|AI inside 株式会社のプレスリリース
AI inside株式会社は、2023年7月に生成AIの活用実態に関する調査を実施。その結果、ビジネスにおける生成AI継続利用者は、わずか7.8%であったことが分かった。
AIプラットフォームを提供するAI inside 株式会社(代表取締役社長CEO:渡久地 択、本社:東京都渋谷区、以下「AI inside」)は、2023年7月に、正社員および経営者・役員として働いている20〜59歳の男女1,161名を対象に、生成AIの活用実態・意向を把握するための調査を実施しました。
引用元:生成AI、ビジネス継続利用者はわずか7.8%、活用障壁は使い勝手や信頼性に関する項目が上位を占め、サービス導入時はセキュリティを最重視|AI inside 株式会社のプレスリリース
ビジネス現場での継続活用は1割に満たず、8割超はそもそも利用経験無し
出典元:生成AI、ビジネス継続利用者はわずか7.8%、活用障壁は使い勝手や信頼性に関する項目が上位を占め、サービス導入時はセキュリティを最重視|AI inside 株式会社のプレスリリース
同社は、生成AIを”認知しているか” ”ビジネスで活用しているか”という項目で調査を実施。「知っている・聞いたことがある」と答えたのは全体の55.5%で、残り44.5%が「知らない」と回答した。さらに、ビジネスの現場で継続的に利用しているのは僅か7.8%、84.4%がそもそも利用経験がないと答えた。
活用進む鍵は「信頼性」「使いやすさ」
出典元:生成AI、ビジネス継続利用者はわずか7.8%、活用障壁は使い勝手や信頼性に関する項目が上位を占め、サービス導入時はセキュリティを最重視|AI inside 株式会社のプレスリリース
同社は、生成AIの活用に対する懸念や、サービスを選ぶ際に重要視する要素についても調査を実施。結果からは、回答の正確性、セキュリティ面における信頼、操作の容易さが求められていることがわかる。
出典元:生成AI、ビジネス継続利用者はわずか7.8%、活用障壁は使い勝手や信頼性に関する項目が上位を占め、サービス導入時はセキュリティを最重視|AI inside 株式会社のプレスリリース
中には、仕事がAIに取って代わられたり、自分の思考力が衰えたりするのではないかという懸念の声も見られるが、全体に比べると少数であることがわかる。高い信頼性でスムーズに運用できるのでさえあれば、生成AIを前向きに取り入れる企業も増えていくかもしれない。
おわりに
今回の調査によって、現実の企業活動で生成AIが浸透していない実態が浮き彫りになったように思う。しかし、生成AIサービスは間断なく生み出され続けており、社会の期待や注目を集めているのも事実。どのような変遷をたどって行くか、注意深く観察していきたい。